
今回は、太陽電池モジュールの構造について紹介していこう。

モジュール??
太陽電池モジュールの構造と価格
モジュールとは?
モジュールとは、太陽電池を数十枚直列に結線した装置を指します。
太陽電池のモジュールは住宅用などの場合、屋根に設置するために、ガラス板で保護し、架台に取り付けます。
太陽電池は、地球温暖化・環境破壊が進んでいる現在において、とても必要とされるエネルギーです。
その太陽電池を普及させるためには、製造コストの削減・太陽エネルギーから電気エネルギーへの変換効率を上げることがとても重要なポイントになってきます。
その太陽電池を普及させるためには、製造コストの削減・太陽エネルギーから電気エネルギーへの変換効率を上げることがとても重要なポイントになってきます。
太陽電池の製造コストを抑えるためには、太陽電池の材料であるモジュールの価格を抑えることが必要不可欠な条件になります。
太陽電池事業に参入している企業は、低価格なモジュールの開発に力を入れています。
最近では、いろいろな材料を使った、低価格なモジュールも開発されていますが、まだ研究段階であり、実用化できるまでには、もう少し時間がかかりそうです。
最近では、いろいろな材料を使った、低価格なモジュールも開発されていますが、まだ研究段階であり、実用化できるまでには、もう少し時間がかかりそうです。
京セラの住宅用太陽電池モジュールは?
太陽電池は、セルと呼ばれる太陽電池を数枚から数十枚つなぎ、ガラスなどで補強したものをモジュールといい、これを屋根などに設置します。

太陽電池の普及には、製造コストを削減と、高出力のモジュールの開発が必要だと説明したよね。
京セラは、高出力のモジュールを開発したと発表しました。
京セラの開発したモジュールは、156mm×156mmの新型セルを使い、最大出力は298.4Wで、今までのモジュールと比較すると4.2%出力が上がったといわれています。
京セラの開発したモジュールは、156mm×156mmの新型セルを使い、最大出力は298.4Wで、今までのモジュールと比較すると4.2%出力が上がったといわれています。
また、京セラでは、住宅用の変換効率の高いモジュールの開発にも成功しました。
京セラの開発したセルの変換効率は17.7%、このセルを48枚直列につないだ高効率のモジュールが実現したのです。
京セラの開発したセルの変換効率は17.7%、このセルを48枚直列につないだ高効率のモジュールが実現したのです。
京セラでは、このモジュールの量産を始め、国内外に供給する予定です。
三角形太陽電池モジュールで発電量アップ
太陽電池は、住宅用としての太陽電池モジュールの場合、ほとんどの場合屋根に設置することがほとんどですが、都市部の住宅や、密集している住宅地にある住宅に太陽電池を設置する場合、傾斜制限がある場合がほとんどです。
今までは、どのような住宅であっても、四角形太陽電池モジュールを設置している場合が多く、十分な発電量を確保することは難しいのが現状でした。
また、デザイン的にも、住宅の外観を損なう恐れがありました。
三角形モジュールは、四角形だけでは置くことができなかった、三角状の屋根を埋めるためには最適で、これにより、デザイン的にも、発電量を増やすためにもとても効率がよくなりました。
三角形モジュールは、四角形だけでは置くことができなかった、三角状の屋根を埋めるためには最適で、これにより、デザイン的にも、発電量を増やすためにもとても効率がよくなりました。
三角形モジュールの登場で、寄棟造りの住宅の屋根部分に、従来の四角形モジュールと組み合わせて、屋根に隙間なく太陽電池を設置することが可能となりました。
また、屋根に隙間なく太陽電池を接しすることができるので外観も安定感が増し、デザイン的にも綺麗ですし、何よりも住宅の太陽電池の発電量が15~30%も増えることがわかりました。
また、屋根に隙間なく太陽電池を接しすることができるので外観も安定感が増し、デザイン的にも綺麗ですし、何よりも住宅の太陽電池の発電量が15~30%も増えることがわかりました。
まとめ
- 太陽電池のモジュールはセルと呼ばれる太陽電池を数十枚つないでガラスで補強したもの。
- 太陽電池の普及には製造コストを削減し、低価格で高出力のモジュール開発が課題。
- 京セラの住宅用モジュール、変換効率は17.7%。
- 三角形太陽電池モジュールで発電量アップ。