


いったいどれくらいの重さなのか知っているかな?
太陽光パネルは1枚15kg!
メーカーによって多少かわりますが、パネル1枚あたりの重さはだいたい15kg前後です。
これだけでも「かなり重たいだろうな」と分かっていただけると思いますが、パネルは一枚だけで乗るわけではありません。
kW数が多くなれば多くなるほど、屋根にのせるパネルの枚数は増えていきます。

15枚と考えても、16×15=240kg
これだけの重量が、常時屋根と家にかかっているのだということは、しっかり念頭においておいてください。
太陽光パネルだけじゃない!
加えて、太陽光パネルを固定する架台の重さもかかってきます。
比較的軽いメーカーのものであっても、その重さは1kWあたり36kg。
3kWだと、3×36=108kg
これに、パネルの重量を足すと、240+108=348kgにもなるのです!
新築物件と既存住宅の違い

そのため、新築物件ではまず問題がないでしょう。
しかし、既存住宅は別。
特に昭和に建てられた物件ですと、「屋根の上から、恒常的に負荷がかかり続ける」ことは想定されていません。
そのため、家自体が重荷にたえきれず、家なりが起こったり寿命が短くなったりしてしまします。
金銭面を考えて太陽光を導入したのに、これでは本末転倒。
太陽光発電システム導入前にきっちり計算が必要です。
太陽光パネルの耐用年数とは?
太陽光パネルは壊れやすい!
もとをとる前に壊れちゃう・・・
高いお金をかけて導入しても、結局使えなくなったら意味がない。

そんな人たちのために、太陽光パネルの耐用年数について紹介しよう。
省令、メーカー保証、寿命
太陽光パネルは、省令で「9年の耐用年数を持ち得ること」と定められています。
しかし現在、10年以下を保証期限としているメーカーはありません。
どのメーカーでも最低10年を保証期限として定めています。
太陽光発電の技術躍進は目ざましく、普通に使っていれば、まず20年は大丈夫です。
だいたい25年前後ですが、かなり長く使うことができます。
出力の低下について


仮に出力が落ちたとしても、太陽光発電の減価償却期間は早くて10年、遅くても15年。
「元手が回収できないうちにパネルが壊れた!」というケースは、天災など以外ではほとんどみられません。
そういう意味では、「耐用年数はどれくらいか」とカリカリせずに、「まぁ元手を回収できるまでは持つだろう」とゆったり構えることができるといえるでしょう。