京セラの太陽光発電システム
京セラは、リボン状のサファイア基板を引き上げる技術であるEFG法を応用して、新しい太陽電池の開発に挑み、2年の歳月をかけて新技術の確立に成功しています。
この新技術を開発したのは1977年。
それから30年以上たった今でも、太陽光発電システム進歩のための努力に余念がありません。
京セラから発売されている太陽光発電システム
- 一般住宅用に提供されている太陽光発電システム「SAMURAI」
昔の屋根瓦のように重なり合い、屋根の団差にピッタリマッチする「ステップスタイル」という形式を取っています。 - 狭い屋根にも設置できるタイプ「Multi Layout」
従来の太陽光発電システムに使用されているパネルが小型化されており、レイアウトを美しく魅せることができると好評です。
京セラ太陽光発電の価格
京セラでは、他の太陽光発電システムを提供している企業のように、タイプ別価格表を公開していません。
各家屋の屋根の形状や、屋根に使われている素材、太陽光発電システムを設置する屋根の傾斜角、大きさなどの設置条件によって異なるため、住宅用の京セラ太陽光発電システムは、販売窓口になる各小売企業や販売店などに、きちんとした見積もりや相談を行った後に提示するように徹底するという、顧客側の視点に立った配慮のようです。
また、太陽光発電システムを制御する装置を屋内に設置できる技術を搭載した機器のオプションなどもあるため、安易な価格提唱はポリシーに反するという考え方のようです。
京セラソーラーのFCとは?
フランチャイズ(略称FC)は、京セラソーラー株式会社が太陽光発電システムの他、太陽光発電に連動したシステム機器の設置を推奨しています。
また京セラソーラーFCでは、顧客サポートの徹底も実施しており、太陽光発電システムの導入や検討相談から見積もり、施工、アフターサービスまでを万全にすることをモットーにしています。
デザイン性は間違いなく一番!
京セラのSAMURAIシリーズの外見デザインがすばらしいです!
屋根と完全に一体化するように作られたデザイン性は、他の追随を許しません。
傾斜屋根であっても相性がよく、特にタイル地や瓦屋根に馴染みます。
軒下カバーをとりつけているので、屋根との間の「角度」「傾斜」「隙間」が気になることもなく、高いデザイン性を追及することが可能です。
太陽光発電システムの性能には疑問符が?
他メーカーが16%台をキープする中、15%台と低く、公称出力数も1枚も2枚も落ちます。
「太陽光発電でちょっとトクしたらいいや」という程度に軽く考えている人向きのメーカーであり、これからの家計の予算に組み込みたい人にはむきません。
また、重量もあるので新築物件向きです。
京セラの太陽光発電システムの評価
- 価格・・・B
- 信頼性・・・C
- 発電力・・・D
- 軽さ・・・D
- 外見・・・S
※S~Eの6段階評価
- メリット:デザイン性がすばらしい
- デメリット:重く、発電力がイマイチ