


東京都(関東)での太陽光発電!

東京都の屋根と日照量
東京都の日照量は、全国平均値に近く、安定しています。
1年を通し、ある程度の採算性が見込めるので、つけても損にはなりません。
屋根の形は特にこだわらなくてもいいでしょう。ある程度好きにデザインしてかまいません。
雪や雨を含め、雹などにも対応できるオールラウンダー型の屋根を選べば確実ですが、好みにあわないなら無理に採用する必要はありません。
ただし注意してほしいのは、「その家の」日照量。
東京は土地代が高いこともあり、高層建築が非常に多いです。
そのため、いかに「東京都」の日照量が全国平均値に近いといっても、導入しようとしている家の周りが高層建築物ばかりなら、思ったように光が入ってきません。
太陽光パネルはデザイン重視でも!
太陽光パネルの選び方についても、特に制約はありません。
ある程度自由に選べますし、効率などにも神経質にならなくてよいでしょう。
もっとも自由度が高い地域であり、地域性による縛りはほとんどありません。
思い切ってデザイン重視で選んだりといった、遊び心を発揮するのもいいかもしれませんね。
東京都での太陽光発電の評価
- 採算性・・・B
- 日照量・・・C
- 総合評価・・・B
※S~Eの6段階評価
東京で太陽光発電をするなら・・・
- 選ぶべき屋根:何でも大丈夫。好みで選べる。
- 重視すべき点、選ぶべきメーカー:個人の好みで変えてもよい。デザイン性を重視しても面白い。
愛知県(東海)での太陽光発電!

全国的にみても、もっとも太陽光発電がお勧めな地域だよ。
日照量の多さが嬉しい!
愛知県一つを例にとっても、全国平均の1~2割増しの日照量と大変頼もしい東海~関西圏。
ここの地域以上に太陽光がお勧めな地域はありません。
一年を通じて気候が温暖であり、天気もよく、日照量も文句なし。
台風などの危険性も少なく、ある程度性能の悪いメーカーのものであっても効果が見込めます。
屋根の形もデザイン重視で選んで問題ありません。
というのも、どのような形にしても十分な太陽光発電が見込めるからです。
愛知県を例にとれば、3kWでも毎月確実に1万円は浮きます。
高性能なパネルを選びたい!
上で触れたように、ある程度性能の悪いものであっても、かなりの発電量は見込めますし、十分家計に組み込めます。
しかしここはやはり、「日照量が多い」という利点を最大限利用するために、高性能なパネルを選びたいもの。
減価償却期間は短くて済みますから、初期投資がある程度高くても容易に回収できます。
「この地方につけないで、どこの地方につける?」というほど相性がいいです。

愛知県での太陽光発電の評価
- 採算性・・・S
- 日照量・・・S
- 総合評価・・・S
※S~Eの6段階評価
愛知県で太陽光発電をするなら・・・
- 選ぶべき屋根:何でもいいが、南向きなら最大限太陽光を利用できる。
- 重視すべき点、選ぶべきメーカー:是非高性能のものを。
石川県(北陸)での太陽光発電!

日照量の地域別データは、日本全国中最低
北陸の日照量は悲惨の一言です。
全国ワースト1な上、富山・石川・福井という北陸3県、全てが全国平均に達しないという悲しくなるようなデータがあります。(2011年)
それも、どこの地方でも一県は3000を超える日照量が観測されているのに、この3県は全て3000以下。

東北や北海道は、雪は多いもののカラリと晴れた日も多く、ある程度日照量が稼げます。
対して北陸圏は一年を通して、曇りや雨の日が多く、夏でも十分な日照量が得られません。
加えて雪害もあるので、徹底的に不向きな地域です。
プラス要素は南向きの屋根くらい・・・
無理やりプラスの点を探すなら、土地や家が大きい傾向にあるので、確実に南向きの屋根にとりつけられるということくらいでしょう。
瓦屋根が多いので、瓦に馴染むデザインのものを選ぶといいかもしれません。
入れるなら「趣味で」という世界です。
石川県での太陽光発電の評価
- 採算性・・・E
- 日照量・・・E
- 総合評価・・・E
(元がとれるか怪しいレベルなので、つけるべきではない)
※S~Eの6段階評価
石川県で太陽光発電をするなら・・・
- 選ぶべき屋根:雪のことを考え、瓦屋根。南向き。
- 重視すべき点、選ぶべきメーカー:どれを選んでも、大した利益は見込めない