パナソニックの子会社三洋電機の太陽光発電システムをチェック!
そのため、ここではパナソニックと三洋電機を一緒に取り上げたいと思います。
「信頼性」というのは、10年20年と付き合っていく製品の場合、非常に大事になってきます。
この点ではまずは合格と言えるでしょう。
三洋電機の太陽光発電システムとは?
三洋電機は、太陽光発電システムよりも、大型電気店などに並んでいる家庭用電化製品向け企業としての一般認識のほうが強いのではないでしょうか。
インターネットや三洋電機のホームページへアクセスしてみて、初めて三洋電機が一般住宅向けに、太陽光発電システムを開発、提供していることを知る方も少なくはないようです。
三洋電機は、「子どもたちの未来へクリーンなエネルギーを発電中。」という未来を見据えた活動を行っています。
太陽光発電システムに関しても同様で、いかに効率的に発電させるかを独自で研究し、発電のロス、いわば発電のムダな部分を少なくした「HIT」という製品の開発に成功しています。
三洋電機が提供する「HIT」は、住宅用太陽光発電システムの設置面積あたりの発電量が世界トップで、太陽光発電システムを少ない設置数で最大限に生かす技術がとても優れています。
三洋電機太陽光発電の価格は?
三洋電機は太陽光発電システムを提供している国内メーカーの中で、製品が高いといわれ、残念ながら一般住宅向けのシェアではあまり伸び率のよい企業ではありません。
しかし、この高いというイメージは価格の面だけを見てしまったがための誤った認識であることは知られていません。
三洋電機の太陽光発電システム『太陽電池HIT』の販売店の窓口へ、太陽光発電システムの年間の発電量を知りたいと話し、シュミレーションを行って貰うと、あまりにも他のメーカーとの発電量の差が出るため、納得していただける顧客がほどんどとのことです。
太陽光発電は一度設置したら半永久的な製品ですので、三洋電機は将来的に使用者の負担を軽減するように配慮し、技術が生かされているからこその値段のようです。
三洋電機は全国各地に太陽光発電システムHITを設置し、どのような環境でも安定した発電量を提供できるか実験を行い、日本国内でのHITによる発電量の比較と研究結果を公式ホームページに載せています。
日本は小さな島国ですが、各地の環境や設置条件がまったく異なる国です。
特に日照条件にいたっては太陽光発電システムには大きく左右される条件のため、三洋電機のホームページで事前に知識として知っておいても損はないでしょう。
パナソニックの太陽光の設備はどうなの?
モジュール変換率は高水準
太陽光を電気に返るとき、必ずロスがでます。
「入ってきた太陽光の何パーセントを変換できるか」という数値が、モジュール変換率というものによって表されます。
当然この変換率が高いほど、太陽光を無駄にしない優秀な設備と言えます。
HIT240シリーズは、18.7%という高水準の変換率をはじき出しています。
太陽光発電パネルはその重量故、はがれたり飛んだりしたときのダメージは計り知れません。
しかしこの製品なら、そのリスクを大幅に減らせます。
耐震対策も施され、重量も軽いので地震にも強いでしょう。
災害時、自立コンセントを使えば、ラジオのみならずパソコンの使用まで可能です。
それは、価格の高さ。
サイトで紹介している計算式に基づき計算すると、3kWで大体2,466,450円、250万円ちかくかかります。
これは日本製のほかの会社と比べても2割ほど高く、初期投資がかさむのが大きな問題です。
パナソニックの太陽光発電システムの評価
- 価格・・・E
- 信頼性・・・S
- 発電力・・・A
- 軽さ・・・B
- 外見・・・B
※S~Eの6段階評価
- メリット:信頼性抜群で、性能もいい
- デメリット:かなり価格が高く、費用がかさむ