

太陽光発電のパネルってどんなもの?基本情報を紹介!

太陽光発電パネルは、太陽光発電システムを開発している日本国内メーカーによって特徴が完全にわかれます。
太陽光発電システムを構築するにあたって、企業それぞれが独自の開発を行ってきたからなのですが、完全に分かれるのは特徴の部分だけであって、太陽光発電パネルの内部原理についてはまったく変わりはありません。
それだけに市場に流通している太陽光発電パネルの価格はほぼ均一といってよいでしょう。
多少の誤差があるのは、企業に対する技術料というところでしょうか。
太陽光発電パネルのシェア
現在の太陽光発電システムに使用されている太陽電池のパネルは、動作が静かで騒音や異臭、排出ガスなどを出さないという利点はありますが、昼の間しか発電が行えない上に、曇ったり、雨が降ったり、積雪にはとても弱く、天候がガラリと変わるだけで発電量と発電効率が下がってしまうと言う欠点がありました。
しかし、太陽光発電パネル生産のシェアでは世界のトップレベルを誇るシャープと、シャープが提供している太陽光発電パネルを使用して新築家屋の建設を行っているダイワハウスらが提携し、リチウムイオン式の蓄電池開発に乗り出すことが発表されています。
これでますます、日本製の太陽光発電パネルの注目度が高まり、シェア率も高まることは間違いないでしょう。
太陽光発電パネルの大きさはどのくらい?
太陽光発電パネルの正確な大きさとサイズは、国内メーカーが発売している独自規格に依存しますが、どのメーカーを見ても、長方形型、正方形型、大階段型、もしくは三角形に近い階段型の3、4種類がメインの太陽光発電パネルの規格となっています。
しかし、京セラが力を注いでいる太陽光発電システムである「SAMURAI」は、従来の長方形型や正方形型よりも小さく構成され、屋根の外観美を損ねないよう、太陽光発電パネルの斜めラインが美しく見えるように構成したことで人気が出ました。
また、太陽光発電パネルの大きさを変化させるのではなく、太陽光発電パネルの発電量そのものを底上げし、屋根に15枚程度敷き詰めるだけで、従来の27枚分にも相当する電力供給を可能にしたシャープの省スペース確保の考え方は、違った視野を持った新しい技術ですね。
太陽光発電パネルの見た目は実際どうなの?【実例】

太陽光発電パネルはかなり存在感があり、建物の外見を大きく左右します。

今回紹介する実例
- 太陽光発電パネルのスタイル:京セラ、typeG
京セラには、スタイリッシュなデザインのものもあるのですが、キャンペーンで無料導入だったということで、typeGを選んだそうです。

横から撮った写真がこちら。設置傾斜は5度となっています。
このように縦にずらりと並び、段々畑のように設置されています。
横―縦と、平たい屋根を上手く使って並べられているのが、イメージできる写真です。
屋根の1/3程度の量しか乗っていないのは、金銭的に追加導入ができなかったからだそうです。
将来的にはもう少しパネル数を増やしたいとのこと。
ネル1枚のアップ
意外に小さく感じるかもしれませんが、1.6m(横)×0.99m(縦)×0.04m(厚み)です。
しかし家の外観と合わせようとすれば、やはり気になるでしょう。瓦屋根の和風建築ならばまだ良いのですが、南欧風や西欧風のかわいらしい家の場合、かなり相性が悪いのでしっかりと検討した方が良いと思います。
太陽光パネルは一度つけると、撤去にものすごくお金がかかります。
「あー、やっぱり外観と相性が悪かったから外したい」と思っても、そう簡単にはいかないのです。