フラット35の使い方と親子でリレー返済

フラット35の使い方

 

フラット35の上手な使い方について少しお話ししたいと思います。

今日たまたま、フラット35を本業にしている住宅ローン会社の担当者と話す機会がありました。

私も一件のお客様のご相談があったので、審査の書類を提出していました。

 

基本的には銀行のローンを利用することが多く、フラット35はほとんど使う機会がありませんが、今回はお客様からの要望でたまたま利用することになりました。

その担当者から聞いた話では、銀行で取り扱いしてもらえないようなお客様がフラット35を申し込みされるそうです。

例えば、パート、アルバイト、派遣社員などの方です。

 

銀行ではアルバイト、パートの類の収入ではなかなか受け付けてもらえません。

 

ですが、フラット35ならば、アルバイト、パートでも普通に受付してくれます。

また、会社経営者、法人の社長さんなどは、銀行に申し込みすると、まず間違いなく「決算書」 の提出を求められます。

しかし、フラット35の場合は、源泉徴収票と公的年収証明にとどまり、決算書の提出までは求められないとのことです。

これには少しびっくりでした。

また、最近はフラット35の申し込みは原則、物件価格の90%までとのことですが、残りの1割を銀行ローンのような変動金利で貸してくれたりします。

結局100%ローンが使えるとのことです。

パートやアルバイトでも100%ローンが使えるのかという疑問が生じたので、それを担当者に聞きますと、それも可能とのこと。

なんだか、昔の住宅金融公庫を思い出しました。

 

銀行には変動金利ではあっても、金利が安いというメリットがありますが、パートやアルバイトの方はほぼ無理だと思われます。

フラット35は単に金利が固定というだけではなく、銀行では取り扱いできない方でも、申し込みができるというメリットがあります。

 

ある意味パートやアルバイト、はたまた母子家庭の方は銀行のローンを使えない可能性が高いため、選択肢が限られていますが、それでも持ち家を持てるという喜びを得られるのであれば、金利や条件については二の次で良いのではないでしょうか。

フラット35で親子リレー返済

 

フラット35には「親子リレー返済」というものがあります。これはなにかと申しますと、簡単に言えば親子2人で一緒にローンを借りるものですが、親子2人で一緒にローンを借りるメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

一つは「収入合算」です。
親子で収入を合算すれば、単独で借りるよりも多く借り入れすることができます。

 

そしてもう一つは、「返済期間が長く組める」ことです。

 

たとえば、父親が59歳、息子が29歳だとしますと、父親だけだと20年返済でしかローンを組めませんが、息子と親子リレーにすると35年ローンを組むことができます。

 

20年返済だと負担が大きい場合、親子リレーにすることで35年ローンにでき、月々の支払額をおさえることができるのです。

 

先日、私のお客様で親子リレーでフラット35を利用したいというお客様がいましたが、まさにこのような理由でした。

 

お父さんと娘さんとでフラット35を利用予定ですが、お父さん単独で借りると支払いがきつく、

娘さんもローンの支払いを手伝うことになっていたため、娘さんはローンを組むことに同意しておられました。

 

娘さんは就職してまだ2年も経過していませんでしたが、フラット35の場合は、それも大きな問題ではありませんでした。

 

しかし、親子リレーにも問題があります。

親子リレーというのは、いわゆる「連帯債務」です。

 

連帯債務というのは、複数の借入人が、連帯して債務を負うと言うもので、つまり借入額全額をそれぞれが借りているとみなされるのです。

2人で借りているから、借入額は半分・・・という計算にはならないのです。

 

たとえば、親子でもお父さんと娘さんとで親子リレー返済で借りたとしますと、娘さんも債務を負うことになります。

もしも、お嫁に行く前に全額返済をしていないと、借入のある状態のまま、お嫁に行くことになります。

 

それがもしかすると、結婚に影響が出るかもしれません。
なので、安易に親子リレーは使わないほうがいいのかも知れません。
使うことを検討されている方は、よくよくご検討のうえ、ご利用ください。
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