自己破産すると住宅ローンが組めなくなる?

自己破産すると住宅ローンが組めなくなる?

 

前回の記事をまだお読みでない方は自己破産すると住宅ローンが組めなくなるのか。を先にお読みください。

 

窮地に立たされた私は、近所の同業の不動産業者に相談しました。
なぜ同業の他社に相談したかというと、以前に私にもお問い合わせのあった、
自己破産されたお客様が、その業者を通じて融資を受け、物件を購入した、とうわさを聞いたことがあったのです。

 

その融資を受けたお客様が購入した物件を紹介していた業者に、私は知り合いがいたため相談したのです。

そうすると、教えてくれたのはとある電気系クレジット会社が扱っている「フラット35」でした。
(社名を記載しないのは、自己破産でも貸してくれる金融機関と誤解を招かないようにするためです)

私は、いくらフラット35でも、個人信用情報に事故情報がある人に融資はしない、と思っていました。

フラット35は銀行でも取り扱いがあるため、私は各銀行に

「9年前に自己破産をした人に融資をしてくれるのか」
とひたすら問い合わせをしましたが、どの銀行も答えは「ノー」

自分の会社の提携会社のフラット35に問い合わせだけではなく、フラット35の事前審査を正式に出しましたが、

回答は融資不可。

ところが、その電気系クレジット会社に確認すると、

「自己破産から7年以上経過していれば大丈夫」

とのこと。

「またまた、これだから金融機関の営業マンは。。。」

取り扱いをしたいばっかりに、私を甘い言葉で釣ろうとしているのでは?!
と、内心は疑っておりましたが、ワラにもすがりたい私は、その営業マンの言葉を信じて、

お客様に
「7年過ぎてれば大丈夫と言ってます」
と説明をし、事前審査の申込用紙に記入いただきました。

 

そして必要書類をファックスし、待つこと2日間。
「事前審査の回答がでました」
と担当者がファックスを送ってきましたところ、「融資可」の返事が!

 

私は飛び上がって喜びました。
ただ、内心はまだ100%信じることができませんでしたので、営業マンに何度も何度も大丈夫なのか問い直しました。

そして、本申し込みをしましたら、数日後に正式承認の通知がありました。
ほっと胸をなでおろし、お客様に喜びのお電話をしまして、お客様もとても喜んでおられました。

 

あと、諸費用の資金調達が残っていましたが、幸いお客様の会社には社内融資があり、その社内融資のおかげで諸費用を調達することができ、無事に所有権移転、引渡しを終えることができました。

後になってお客様にいろいろと聞いていましたら、2年ほど前に車をオートローンで購入されていました。

しかも数百万の借り入れをされていました。

 

お客様は、車のローンが組めたので、自己破産の情報は当然にして消えていると思っていたそうなのです。

だから、私にはわざわざ知らなくていいことを話さなくていいと思って、当然ながら発覚するまでは何もお話にならなかったのです。

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お客様がいての自分

 

しかし、三○○○○○○銀行は最悪の銀行です。
審査のプロでありながら、こんなことをするわけですから。

せめて「当行のミスです!申し訳ございません!」 と謝るならばまだしも、言い訳ばかりして、自分は悪くない、という態度を取っていたことに対しては、憤り・怒りを覚えました。

 

カウンターテーブルをたたいて私は怒鳴りました。
銀行の融資の仕組みをご存知の方ならば、銀行の担当者が悪くないのは判ると思うのです。

私は、私の窓口になっていた担当者、ならびにそのローンセンターの所長は悪くないと思っています。
融資の審査をするのはあくまでも保証会社で、保証会社が借入をする人の保証をすれば銀行は貸すわけですから、あくまでも審査は保証会社。

つまり、手抜き(?)審査をした、審査で見落としをしたのは保証会社であり、別に謝りにきた担当者がミスったわけではないことは私もわかっているのです。

 

でも、「ミスではない。自分は悪くない」という態度を取る銀行員をぼくは許せなかったのです。

 

せめて、「申し訳ございませんでした」の一言でもあれば、
「今回は仕方ない、次はお願いしますよ」
ぐらいの対応はできたと思います。

不動産歴も長くなってきましたが、まともな銀行員はなかなかいません。

本当に信頼して、自分のお客様の住宅ローンをお願いしようと思う銀行担当者は、ほんの一握りです。

それでも、昔に比べて、銀行のほうが仕事を欲しがる時代になっていますから、大分マシにはなりましたが、ほんとにひと昔前は、殿様商売をしていたように思います。

 

今回の一連の出来事で思ったのは、「お客様がいらっしゃるおかげで、自分という存在がある」ということを、自分にも戒めて身を引き締めなければならないということです。
仕事に没頭しているとついつい忘れがちなことを、時々は思い出して、初心に帰って自分のことを戒めないといけないと思いました。

 

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