不動産?不動産投資って?
まず不動産とは・・・
民法によると、不動産とは土地およびその定着物とされています。
定着物とは土地の上に乗っかっている建物や、木や池、温泉など、土地に付随しているものを指します。
不動産に対するのは動産です。
動産とは現金・商品・家財などのように形を変えずに移転できる財産です。
不動産と動産の大きな違いは、不動産は文字どおり不動のものだということです。
ですから、価値が失われやすい動産に比べて、不動産は投資の対象とされやすいわけです。
不動産投資の考え方は大きく分けて、2通りあります。
キャピタルゲインとインカムゲインの考え方です。
キャピタルゲインとは、株式の売買に代表されるように、不動産を安く買い、高く売って売買差益を狙うことです。
一方のインカムゲインは、金利や債券、株式の配当のように、持ち続けることによって発生する収益のことです。
不動産投資では、家賃収入がこれにあたります。
不動産を持ち続ける
上記で、不動産投資には、インカムゲインとキャピタルゲインの2通りの方法があるとお話ししました。
私が考えるに・・・
なぜかというと、キャピタルゲインを狙うとなると、まず税金がかかります。
不動産は買うときにも売るときにも税金がかかるのですが、
例えば所有期間が5年以下の売ってしまうと、所得税30%、住民税9%もの高額な税金がかかってしまうのです。
短期的に利益が上がるのは魅力なのですが、
不動産投資の魅力を十分に発揮することができないので、割りにあわない方法だと思います。
バブル崩壊の時のように、急に不動産の価格が暴落した場合には、大きな損失をこうむるという危険もあります。
まず、不動産を購入してしまえば、たいした手間もかからないということです。
リフォームなどで若干の作業が必要かもしれませんが、
不動産の管理は業者に任せてしまえば良いので、月に数度、業者と連絡をとるぐらいの手間しかかかりません。
次に、不動産を担保にして、さらに次の不動産を買うお金を借りれることです。
これが不動産投資の一番の魅力、レバレッジの力ですね。
キャッシュフローは絶対プラス!
「金持ち父さん貧乏父さん」ですっかり有名になった言葉キャッシュフロー。
キャッシュフローとは何かというと、これまた単純。
「収入-経費=キャッシュフロー」 です。
経費より収入のほうが多ければプラス、収入より経費のほうが多ければマイナスというわけです。
なにより不動産は流動性リスクが高い性質の資産。
すぐに売りたいと思ってもなかなか売れるものではなく、場合によっては売るのに1年以上かかる場合も多いのです。
キャッシュフローがマイナスということは、毎月お金が出ていく状態。
あわてて不動産を売りに出しても、売るに売れない。
恐ろしい、、、
ひどければ、ローンが払えず、競売にかけられて、借金地獄です。
こうならないためにも、購入する時点でキャッシュフローはプラスの物件を選ぶべきです。